知っておきたい part2【塗装工事の費用≪見積り金額≫について】

外壁塗装・屋根塗装の費用(見積り金額)はなぜそんなに違うのか?

みなさん大切なご自宅の塗装工事を考え始めたときに必ず見積りをとると思います。その際に2~3社の見積りを取って比べてみるとすぐに感じると思いますが、一見同じような工事内容に思えるのになんでこんなに費用(見積り金額)に違いがでるのか?と。普通なら10年に一度くらいの間隔でしか外装の工事なんてやる機会がありませんので、なかなか判断が難しいと思います。

そこで少しでも参考になればと思い一般的な費用(見積り金額)の内訳や詳細をご紹介したいと思います。

【内訳】

■ 人件費(一番のボリュームゾーンになると思います。)

職人 ・・・ 実際に塗装作業にあたる人間の給料にあたります。塗装職人の場合は熟練度によって日給が全く違います。例えば、駆け出し職人の相場が8千円~9千円、手元レベルで10千円~11千円、普通レベルで12千円~13千円、上級レベルで14千円~15千円、番頭レベルで16千円~18千円、親方クラス20千円~30千円とかなりの差が出ます。工期が2週間ともなるとなおさらです。金額もさることながら仕上がりも全く違ってくると思っていいと思います。

施工管理者 ・・・ 現場を指揮する人間の経費になります。工事内容、工事期間、材料発注、安全管理、施工検査など工事の良し悪しに大きくかかわってくる重要な役割にななる人間です。会社によっては職人が兼任している場合もありますが、分業している場合の方が複数の目で現場を見ることになりますので安心感はあるかもしれません。専門職の建築施工管理技士や建築士の有資格者が行うのがベストです。

事務員 ・・・ 社内で書類上の管理や電話応対等やることは多岐にわたります。事務員さんがいるだけで各手続がスムーズに行われます。こちらも職人兼任の会社もありますが作業中で電話応答が遅れたり、対応が漏れたりなどの問題が起きやすいなどの例もあります。

■ 工事材料費

塗料代 ・・・ 現在販売されている塗料の数は把握できないほどになります。塗料の性能によって1缶あたりの金額が数万以上差があることは多々あります。そしてそのほとんどが業務用になりますので仕入金額も各社バラつきがあります。1棟あたりに消費する缶数の設計によっても差が出やすいところかもしれません。(例)塗り面積1㎡あたり何kgの塗料を塗るのか等

副資材 ・・・ 塗装するための道具になります。たとえばローラーや刷毛、養生シート、テープなどにあたります。丁寧に綺麗に仕上げようとすると多くの副資材が必要になります。

■ 経費

交通費・車両維持費・労災保険・損害保険 等

■ 会社利益

会社運営費用 ・・・ 施工保証やサポート体制を整えるのもここから捻出します。

上記に挙げさせて頂いた内容だけでもかなりの金額になりますので費用(見積り金額)に差が有って当然だと思うのです。

良い例は会社として組織を固めて万全な体制で安心を売りにしていれば当然高くなるでしょうし、少しでも安く工事を提供したいと各経費を削り頑張っている所もあるでしょう。

悪い例としては利益ばかり追い求めている業者や、安いんだから良いでしょうと粗悪な工事をしてしまう業者です。

非常に難しい判断になりますが業者を選ぶうえで一番大事なのはトータルバランスだと考えます。

費用・職人技術力・保証・サポート体制がどうかをしっかりと見極めて一番気に入った業者に任せるのがベストなのではないでしょうか。それが有る程度わかっている状態でないと契約するべきではないと思います。10年に一度の大博打になってしまいますので。

長くなりましたがこれはあくまで一般的なケースです。少しでもお客様の参考になればうれしく思います。

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